税理士・社労士 開業準備ブログ

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社労士試験に半年で一発合格した方法 ~予備校、教材選び①〜STUDYing(スタディング)社労士講座

1.オンライン講座

私は、スタディングをメイン教材としつつ、直前期は社労士24(大原)を平行して活用しました。

 

ここではスタディングについて書いていきます。

良い点、悪い点についてもあくまで主観的に書いています。

STUDYing(スタディング)社労士講座

(フルコース版74,800円を受講)

studying.jp

税理士試験の簿記論・財務諸表論で利用した講座がスタディングでして、おかげさまで一発合格しています。
スマホからの動画視聴のしやすさ、スキマ時間でも手軽に勉強できる、カリキュラムがわかりやすくスケジュールが立てやすいetcなど使い勝手がとても良く、ストレスフリーで勉強できていたので、社労士試験にあたってもスタディング一択でした。

特徴としては完全ペーパーレスなので、スマホだけで勉強ができます。

紙の教科書がない分、他社と比較して値段が安いです。

※紙テキストを別料金で頼むこともできますが白黒テキストで使い勝手は悪そうです。

 

スタディングが個人的に良かった点はと以下の通りです。

スタディングの良い点>

・学習計画が立てやすい

各科目で約10~20単位の講義が用意されており、タスクに設定された

講義視聴(webテキスト)→スマート問題(10問程度)

の2コマを消化して1講義完了みたいなイメージです。

また、何コマか消化したタイミングで過去問演習のタスクがあります。

全タスクの未消化タスクが常に表示されているので、全講義を消化する目標期限から逆算して、一日の消化目標タスクを設定することができます。

全タスクが600で、3か月で一周するのが目標でしたので90日で割り返すと6.6コマ

平日6コマ(3講義消化)、土日で8コマ(4講義消化)ずつやっていけば、OKということになります。

あまり、細かい目標を立てても予定で崩れることも多いので個人的にはこのくらいのざっくりとしたプランでよいかなと思いました。

私の場合、講義視聴を開始したのが3月1日で当初5月末間で終わらせる予定でしたが、結果は6月13日まで伸びてしまいましたが特にこの遅れは問題なかったです。

(「AI学習プラン」という機能もありますが、私は使っていないのでわかりません。)

・AI問題復習

この機能は通勤や昼休憩etc、スキマ時間勉強が抜群に良いです。

各コマで消化したスマート問題集を忘れかけた頃にAIが自動で出題してくれる優れものです。出題頻度の期間の長短も調整可能です。

設定した問題数の上限や範囲をもとにAIが毎日復習問題をピックしてくれるので、復習する問題やタイミングに悩むことなく、習慣化できます。

私は講義消化と並行して、毎日約50問を設定して解くようにしてました。

問題解説も詳細まで記載しているので教科書代わりになり、とても知識定着に役立ちました。

 

その他、勉強時間の自動記録、AIスコア、勉強仲間機能など、様々な機能があり、勉強のモチベーションを維持するための工夫が施されており、一番良い所は勉強の継続のしやすさではないかと思います。


スタディングの悪い点>
・webテキスト

 テキストの内容には文句がありません。図を多く用いて、詳細まで記載されており非常にわかりやすいです。

内容ではなく、一番ストレスを感じたのは、自分の調べたい項目までたどり着くのに時間がかかることです。

各講義のテキストを開けば講義の詳細目次がありますが、それより手前の全体的な目次がないです。各講義の名称も「国民年金1 老齢基礎年金1」みたいな感じで、あの記載どこだったかなと調べるのに講義に何となくのアタリをつけて、講義テキストを開いて調べて、、みたいな作業をしなければなりません。

目次だけのPDFを検索機能付きで用意してもらえば解決できると思うのでぜひ改善してほしいです。(アンケートで改善要望は書きました。)

 

・俯瞰的に見渡せる基本テキストがない。

スタディングのwebテキストには、「木を見て森を見ず」の、「木」である各項目の細かい記載は素晴らしいが、「森」の全体や自分が今どこを勉強しているかといった機能がありません。

 

時間との勝負の択一試験では、問題を見た時に各科目のどの分野を問われたものか判断できるよう引き出しを持っておく必要があります。(自分の頭の中にテキストの目次があるようなイメージでしょうか)

骨組みである「森」部分をしっかり習得していれば、「木」の知識は相乗効果により、はるかに覚えやすいです。「木」だけ覚えても頭の中の知識がばらばらで実際の試験では何も役に立ちません。

スタディングのテキストは各項目が丁寧すぎるがゆえに逆にそこの定着には向かないと判断しました。

 

そこで、私は直前期の仕上げとして、自分を合格水準に引き上げるべく、社労士24を受講することに決めました。