私はメイン教材のスタディングのサブ教材として活用した社労士24について書きます。主観で良い点、悪い点も書いています。
社労士24は、試験日から約一か月半前の7月15日に講座を申し込みました。
約一か月半と短い間でしたがその効果はとても大きかったです。
択一点数を合格水準の実力まで引き上げ、択一合格基準点45点をはるか上回る本試験62点までもっていけたのはまちがいなく社労士24のおかげです。
テキストと問題集も1週間以内届いてくれてありがたかったです。
※問題集は安衛法、徴収法、一般常識だけをメインで利用しました。ほかはさすがに時間がなかったです、、
個人的には択一試験を合格水準までもっていくのに特に有用な教材であると思います。
(当時の定価(79,800円)にて購入しました。)
<選んだ理由>
試験まで2か月を切り、スタンディングの基本講座の総復習も終わった後に本試験レベルの想定問題を行ったとき、すべての知識がフワフワなことに気づき、択一が全く解けずに焦りました。すでに2周したスタディングの全講義をもう一周するには時間が足りない。
早く全体感を理解しながら総復習できる教材が欲しい。
そこでいきついたのが24時間で全科目を一周できる社労士24でした。
YouTubeでUPされている社労士24の無料講義を聞いて、無駄がなくわかりやすいと感じたため即決購入しました。
ちなみに無料動画だけでも受験生泣かせのわかりずらい論点をわかりやすくまとめてくれているのでめちゃくちゃ助かります。
(この動画とか特に。雇用保険の延長給付の細かい要件について、初学者が頭ごちゃごちゃになって逃げたくなるところもコンパクトに覚えやすくまとめてくれます。)
<社労士24の良い点>
・社労士の膨大な学習範囲が全24時間の講義動画に収まっていて、コンパクトに体系的に凝縮されている。
・健康保険法、厚生年金、国民年金など、ボリュームのある科目でも、1科目3時間~4時間ほどなので、倍速で回せば、2時間程度で1科目の総復習が可能。
・各科目の位置づけや法律間のつながりが分かりやすく図式化され各講義の冒頭で学習している位置について触れてくれるので、「森」を強く意識することができる作りとなっており、わかりやすい。
・安全衛生法や一般常識の法律部分など、マイナーで全体感をつかみにくい分野もコンパクトにまとめてくれて全体感をつかみやすい。
・値段が安い。
<悪い点>
・紙テキストが白黒で基本テキストで手元に置くには心遅い。
・初学者には向かない。
社労士24は講義の無駄を極限まで省いており、講師の呼吸や「えー」とかいった行間がありません。ノンストップです。
なので、なにも社労士の勉強したことのない初学者が聞いても、早口ラジオを聴いているみたいに何も理解はできないかと思います。
私はスタディングで全講義を視聴し、総復習を終えた後に社労士24を聞いたので、覚えていた知識が線でどんどんつながるような感覚を覚えました。
また、社労士は範囲が膨大なので、1週間も全くその科目に触れないとすぐに知識がぼやけてしまいます。そういった覚えた知識のメンテナンスにも高スピードでリピートできる社労士24の動画は使い勝手が抜群に良かったです。
社労士24は、一度総学習を終えたけど知識の定着がぼんやりとしていて点数があまり伸びない人にぜひおすすめしたい教材です。
また、充実した選択、択一の問題集(紙)もセットですので、2回目受講する方のメイン教材としてのニーズも高いかと思います。