ここでは勉強方法についてです。
私が行ってきた勉強の概要について、
1.序盤期 2.中盤期 3.直前期 に分けて、時系列に書いていきます。
(まとめ)
総勉強期間 3月1日~8月27日
総勉強時間 約750時間
1.序盤期 (勉強時間)
3月1日~6月15日 約350時間
スタンディング講義視聴完了(1周目)
とにかくスタディング講座の講義を終わらすことが目標。
2.中盤期
6月15日~7月31日 約220時間
・スタンディング講義2周目(白書統計、法改正、判例の講義も完了)
・社労士24を用いて知識固める
・過去問を解く(5年分)
・選択対策の学習開始
この時期から自習室を借りて土日は必ず朝から晩まで勉強するなど、試験本番に向けて学習に熱を入れる。
社労士24により基礎知識を固めた後、過去問を解いて安定的に択一7割取れる感触を得る。
3.終盤期
8月1日~8月27日 約180時間
・選択問題集
・模試を解く(計4回)
・試験一週間前はスタディングのスマート問題集1周+社労士24一周+選択対策(スタディングの一般常識テキスト読込)
試験日に知識と解答力をピークに持っていく。
本番に知識を忘れて穴とならないように、毎日全科目まんべんなく行うことを意識。
ここからは詳細について書いていきます。
1.序盤期(3月1日~6月15日)
インプット学習時期
勉強時間 約350H(月平均100H)
3月1日にスタディング講座を購入、学習アプリの学習フローチャートどおりに勉強を進めていきました。
平日に2~3、休日に4~5の講義数を消化して、3か月間で全講義の学習を完了することを目標としました。
もっともボリュームの多さとGWでの勉強が気合が入らず進捗が遅れてしまい、想定より2週間遅れの6月中旬になんとか全ての講義※を受講完了することができました。
※厳密には白書統計はまだ手を付けていなかったのでそれ以外です。
勉強時間は、朝の1時間、通勤や休憩などのスキマ時間を合わせて、一日計3時間くらいです。
ひたすら、講義を1.5倍速で聞いて、webテキストを読み、スマート問題集を解く。
そして毎日50問の問題復習を解いて一日が終わるルーティンです。
スタディングのAI問題復習機能が自動で、毎日のノルマとなる復習問題を出題してくれるので、何を復習しようか考える必要がなく、頭の負荷が軽くなり復習勉強がルーティン化できたのがありがたかったです。
この時期きつかったのは講義動画を視聴した後に、そのパートのwebテキストを読むことでした。ページ数も多く内容のボリュームがあり講義を一回聞くだけでは理解するのが難しい内容も多く、読み終えるのがしんどかったです。
テキスト内で内容の重要度の強弱を示してくれていたので、重要度の表示を目安に、今覚えなくても最終的にわかればいいやぐらいの気持ちで手を抜くところは軽く流したりして読んでいました。
このころは、朝とスキマ時間での勉強が中心でしたので、がっつり机に向かって勉強ということはしていませんでした。
休日はだらだらベットの上で講義動画を聞いたりもしていました。
家で勉強するのが苦手なので、逆に平日のほうが勉強が捗っていたような気もします。
休日はカフェとかでも勉強しましたが、2~3時間が限度でしたね。
スキマ時間が30秒でもあったら、スタディングの問題を1問解くようにしたりして、最大限スキマ時間を活用して勉強するようにしていました。
ただ6月になって試験もあと3か月というところで、さすがに今のままのスタイルでは試験受かるだけの実力はつかないと薄々感じていたため、まとまった時間の勉強を確保するため、自習スペース(月15,000円)を利用することしました。
(公共の図書館という手も考えましたが、東京なので人がどこも多く、席がなくて勉強できずペースが崩されるのが嫌だったので、やめました。)
利用したところは六本木ヒルズアカデミーというところです。
朝は7時、夜は24時まで開いているため、試験日まで仕事で遅くなった日以外はほぼ毎日通っていたと思います。おかげでしっかりと勉強時間を確保できました。
2.中盤期
6月15日~7月31日 勉強時間 約220H
6月15日に全講義を終えたところで、今度は2倍速で、1か月後の7月15日までに全講義をもう1週することとしました。
2周目は講義動画とスマート問題集が中心で、テキストは全読みではなく、大きく重要なところを押される程度で読みました。
ただし、時間の制約上、労働基準法、安全衛生法は飛ばすことにしました。
労働基準法はある程度知識の定着に自信があったのと、安全衛生法は出題数が少ないため費用対効果の面で試験直前の対策でもいいかなという判断です。
最初苦手意識があった年金2科目も2周目が終わると、理解ができてくるような感覚がありました。
また、スタディング講義で残っていた白書統計や法改正、判例学習も並行して始めます。
あれほどわかりやすくかったスタディングの講義でしたが、白書統計の講義は聞いても頭の記憶に残る感覚がなく、この時講義を始めて当倍速で視聴しました。
ここで白書統計対策しないとヤバいと感じ毎日少しでもいいから情報に触れようと思い、X(旧Twitter)の大手予備校の投稿を追うようにしました。
結果的に白書統計以外も法改正、判例、基本事項など幅広く知識を補強できたと思います。SNSの力は侮りがたいです。
2周目が終わった段階でスタディングの本試験を想定した各科目10問ほどの択一実践問題を解いたのですが、全然解けませんでした。
どの科目も3~5割くらいの正答率です。
知識があやふやで、正解枝を選ぶことができません。
7割くらいは取れると思っていたので焦りました。
選択式対策云々より、まずは択一試験の合格点を取れる実力をつけることに主眼を置きました。
択一試験の点数を上げるにどうすればよいかネットで調べて、たどり着いた社労士24を早速購入し、1週間ほどで一回転しました。
スタディングで得た土台の知識が繋がりあって体系的な理解として頭に入っていく感覚がありました。
その後は過去問5年分をこなします。
終わるころには択一点数が安定して7割取れるようになってきており、試験合格への手ごたえを感じ始めたときでした。
3.終盤期
8月1日~8月27日 約180時間
ラストスパートの一か月です。
自習室での勉強は毎日終電ギリギリまで行っていました。
平日も仕事終わりは自習室直行です。
仕事勉強でくたくたな帰路につく中、金曜日の終電は酒臭いご機嫌なサラリーマンが多くてイラついたのを思い出します笑
模試を4回解いた以外は以下の作業のルーティンです。
・選択問題集を毎日各科目3問解く
・スタディングのスマート問題集を1週間で回す(試験日前週と試験日週で2回転)
・社労士24を全科目回す(試験日前週と試験日週で2回転)
・ユーキャンテキスト読み込み(社会科目、一般常識のみ)
・白書統計、法改正、判例対策(夜寝る前の毎日1時間)
試験前2週間は穴のないように全科目横断して学習を行うように意識しました。
社労士24とスマート問題集の2回転が頭の記憶にバッチリ効いたと思います。
あとスキマ時間でもXや一般常識科目の講義動画を見て、仕事以外は勉強していました。
この頃から酒も控えるようになりました。
酒を飲むと朝の目覚めが悪いのと、試験に備えて体調管理を整えていくため。
社労士の勉強していたらわかりますが、範囲が広すぎるので、勉強をしていない科目は数日たつとすぐ忘れます。下手したら1日空けても合格から遠ざかるような感覚です。
覚えては忘れ、覚えては忘れの作業の何回も繰り返しているような感覚に陥ります。
途中疲れて嫌になるときもありましたが、
試験が終わればこの苦行から解放される。試験日まであと少しの我慢ではないかと自分に葉っぱをかけて乗り越えました。
こうして、試験前日まで自習室まで通いつめ、やりきった感覚で3か月間お世話になった自習室を後にしました。