税理士・社労士 開業準備ブログ

税理士・社労士事務所開業に向けての日々をつづっていきます

社労士試験に半年で一発合格した方法 ~社労士をめざしたきっかけ~

わたしは現在、都内の税理士法人の勤務税理士として勤務しています。

 

元々は国税局で税務調査官として10数年働いていましたが、税理士法人に転職しました。

国税局をやめた2020年に税理士試験の簿記論・財務諸表論に合格しまして、2021年に税理士登録をしました。

税理士法人の勤務は3年半余りとなります。

40代目前の2024年に税理士独立を考えていましたが、税務以外の仕事の幅を広げたい、別の資格も持ちたいなと考え始めました。そこで業務的に関わり合いが強そうな社労士試験を受けることにしました。

知り合いに社労士がいたため、仕事内容を聞いて、なんとなく良さげだなと聞いていたのも選んだ理由です。

 

あとは何といっても一番はコストパフォーマンスの良さです。

社労士の勉強は確かに大変ですが、他の難関資格(会計士、司法書士等)に比べればまだ、必要とされる勉強時間は少なく、社会人をやりながら半年で十分合格可能です。

また、社労士登録には、試験合格にプラスして原則2年の実務経験が必要ですが、「事務指定講習」と呼ばれる実務経験の代わりとなる講習を受けることにより実務経験2年が免除となります。今さら社労士事務所に転職して従業員をするのはさすがにきついのでめちゃくちゃ助かる制度です。

半年の勉強時間で最短で合格した年の翌年に開業できる。

自分に見事にマッチしました。

 

万が一社労士試験に落ちても独立はする予定でしたが、気持ちが揺らいでいたかもしれません。今の事務所は大手で安定していて居心地が良いので勤務税理士としてずっとやっていこうと考えるかも。

 

社労士試験に合格したことで、新たなステージに立てることをワクワクしながら、現在独立準備に動いているような状況です。

 

事務指定講習が終わって最短で登録できるのが2024年8月、もしくは9月になる予定です。それに合わせて現在の税理士事務所も退職する予定です。

社労士試験に半年で一発合格した方法 ~はじめに~

はじめまして。

 

私は2023年3月1日に社労士試験を一念発起して勉強を開始し、

第55回(2023年度)社会保険労務士試験に一発合格しました。

 

【合格通知書】


社労士試験の合格率は概ね6~7%であり、2023年度の合格率は6.4%でした。

(2023年度:合格者数2,720人/受験者数42,741人)

 

中々の合格率の低さですが、なんとか半年の勉強期間で一発合格しました。

(勉強開始:2023年3月1日~試験日:8月27日(日)】

 

勉強はすごい頑張りました。

最後の2か月間は特にめちゃくちゃ勉強しました。

トータルの合計時間は約750時間です。

<月別勉強時間>

3月:100H

4月:100H

5月:100H

6月:120H

7月:150H

8月:180H

 

ネットで調べると、合格に必要な時間は1,000時間と記載している記事が多いので、それに比べれば少ないです(750時間でも十分多いと思ってますが)

1,000時間の勉強ができれば越したことはないですが、必須ではないと思います。

時間より勉強の質が大事なのはいうまでもないですが、

個人的に合格最低ラインは600時間だと思います。

 

私が模試や過去問を、本番の試験時間で7割安定してとれるようになってきたのが600時間を超えたあたりからだったからです。

7割取れる実力が付いた後は、知識のメンテナンスと鬼門の選択(特に一般常識)対策を主眼とした勉強を行いました。

 

なお、短期期間の勉強の一番いいところは、危機感とモチベーションを維持しやすいことであるかと思います。

半年間、まったく勉強しない期間に陥るというのはなかったです(もちろん、モチベーションの波はありましたが)

 

知識の定着の観点からも、短期だから1年以上勉強している人より不利とは言えません。

 

例えば、以下のA、Bであれば間違いなくBの人のほうが受かる確率が高いはずです。

 

A)一年間で毎日3時間のペースで勉強。トータルの勉強時間1,000時間

B)半年から勉強を始め、徐々にペースをあげて、最後の1か月は毎日8~10時間勉強。

 

スポーツの試合と同じです。試験日に如何に自分のピークを持っていくか。私は見事に自分のピークを持っていくことができたので結果的には高得点で合格することができました。

 

ここでは、私が半年間という短期で社労士試験に合格するために行った勉強方法、ルーティンや使用した予備校、直前試験対策などを書いていきたいと思います。

 

2023年もあとわずかとなりました。社労士試験に懸けた半年間の情熱がまだ鮮明なうちに、更新していきます。

 

これから社労士試験合格するであろう皆さんの参考になれば幸いです!